3000人が亡くなったという 9.11 米国中枢同時テロから5年。この5年間の、アフガニスタン侵攻・イラク戦争、それに続くイラク駐留で、同時テロの犠牲者とほぼ同数の米軍兵士が死ぬこととなり、それを10倍するイラク市民の命が失われました。
その多くの犠牲の上で、米国の対テロ戦争は世界に平和をもたらしたのでしょうか? 断じて
否です。
イラク戦争の大義であったイラクによる大量破壊兵器の保有やアルカイダとの関係は、米国自身により否定されてしまいました。そういった中で継続する軍事力の行使は、テロの温床となる反米的な民衆の憎悪を拡大再生産させているように思えます。一向に衰えることを知らないテロ活動は、その証左の一つではないでしょうか。
また、米軍による無差別攻撃や収容所に於けるテロ容疑者に対する拷問疑惑など、戦争が生み出す「狂気」に取り憑かれたとしか思われない愚行も起こっているようです。その結果、ますます「成果」よりも「害悪」が目立つこととなっています。
米国は、そろそろその単独行動主義とダブルスタンダードを改める時期にきているのではないでしょうか。自らの行いが、自らが敵と見なす勢力に口実を与え、民衆の憎悪を増幅し、武力の連鎖を生み出していることに気づいて欲しいものです。
そして日本も、そんな米国にポチのように従うだけではなく、指摘すべきことは指摘していかないといけないのかもしれません。安倍が首相になるであろう新政権には期待できそうもありませんが・・・
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