昨日は久しぶりに早起きして、ちょっと遠出してきました。目的は
大井川鐵道。大井川鉄道と表記されることが多いようですが、正式名称は大井川鐵道だそうです。
まずは静岡県の金谷を目指します。いつものように鈍行というわけにもいきませんので、のぞみ、こだまを乗り継いで掛川駅到着。かつての二俣線、現在の
天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線の車両を眺めて、ここから2つ目の金谷駅に向かいます。
金谷駅では1時間近くの待ち時間がありましたので、ちょっと街を散策。金谷駅前はタクシーが待っているくらいで、ほとんどなにもありません。金谷の街外れの高台にある駅といったところです。帰りの登りを考えるとそんなに遠出も避けたいので、坂を下りきったところにあった弁当屋さんで昼食を仕入れ引き返してきました。
発車の8分ほど前に今回の目的の一つであるSLが入線。
旧型客車を7両も連結していますので、ホームの短い金谷駅では先頭のSLを拝むことは出来ません。全席指定なのですが4人掛けのボックス席に1人だけ。ゆったりと楽しめそうだと思いながら早速先ほど入手した昼食を開けてパクリ。大井川鐵道金谷駅の売店や車内販売で弁当は手に入りますが、ちょっと高めです。事前に手に入れておいた方がよいかもしれません。
と、ゆったりした気分はここまで。新金谷駅で団体旅行の方々を含め多くの方が乗車され、社内はほぼ満員状態。まぁ、あんなにがらがらでは採算とれそうもありませんものね。
この大井川鐵道、名前の通り大井川に沿って進んでいきます。金谷の街もこの大井川の渡河のための宿場町と栄えたのだそうです。かつて「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と呼ばれた大井川ですが、今では見る影もありません。確かに川幅は広いのですが、その流れは無惨なものです。難所故、古くから「治水事業」が行われ、現在では上流に多くのダムが建設されています。そもそも大井川鐵道自体も、そういったダムを建設するために敷設された路線なのだそうです。
その路線が今は観光路線として生き残りをかけているようです。社内には常にと言っていいほど観光案内のアナウンスが流れていますし、上記弁当の他にもおもちゃや沿線の写真集などの車内販売が行われています。パックツアーと思われる団体さんも多数見かけました。金谷駅は大型バスなどの車を止めるところもありませんので、新金谷駅がその拠点になっているのでしょう。
で、千頭駅までの 39.5km を1時間強。複雑な思いを抱きつつ、またのんびりという感じではありませんでしたが、それなりに楽しめました。旧型客車ですので木製の窓枠を持つ窓なのですが、その窓を開けることができます。最近は窓を開けることができる列車も少なくなっていますので、そんなことにも嬉しくなってきます。良質の石炭を使っているからなのか、トンネル内で車内に入ってくる煙もさほど気になりません。
終着の千頭駅は
南アルプスあぷとラインの発駅でもあります。勿論そちらにも足を伸ばしたのですが、その
報告はまた後日。