文庫化されたのを機に「遠い崖 - アーネスト・サトウ日記抄」を読み始めました。といっても全14巻中、まだ3巻目ですけど・・・
アーネスト・サトウという人物は幕末から明治期の日本で活躍した英国外交官です。決してアーネスト「佐藤」ではありません。本人は日本語では「薩道」と書いていたそうです。
「日記抄」と謳いながらその中身はサトウの日記とどまらず、幕末から明治にかけての日本の外交や日英関係がこれでもかというくらい書き込まれています。背景として幕末、明治維新後の国内情勢や外交関係のある程度の知識がないと読み進めるのも大変です。
かくいう私も、挫折しそうになりながら読み進めております。筆者の萩原延壽氏にとってはライフワークともいえるような作品でしょう。そんな作品ですので、読む側にもそれなりの覚悟が必要なのでしょう。