::
Home > 放言 > ArchiveList > 2005-8
«Prev | | 1 | 2 || Next»

2005-08-30

マニフェスト / 放言

第44回衆議院議員総選挙が本日公示されました。

前回の総選挙では、各党がマニフェストを発表しました。マニフェストは政権公約と訳されていることからも分かるように、政権をとった場合のその政党の公約を示したものだと思います。今回も各党がマニフェストを公表していますが、政権の取れない政党のマニフェストは、選挙が終わればタダの紙屑になるものなのかもしれません。

そういった意味で、前回総選挙時に発表されたマニフェストのうち、自民党・公明党以外のものは今この時期に評価するに値しないと思います。逆に言えば、上記2党の前回のマニフェストは政権政党としてどれだけ公約を達成したかを今評価すべきものです。

小泉改革宣言 自民党政権公約2003
を見てみると*1当時より現在のほうがより悪い状況になったものが多々あります。年金制度は確かに変わりましたがある意味矛盾は深まっているように感じますし、治安に至ってはテロの標的として狙われるようになってしまいました。外交にいたっては何をかいわんやです。

今一度、過去の各政党の主張と行動を比べてみることが、今回選挙での投票行動の助けになるべきだと思います。

  • *1 すべてとは申しませんが

15:57:36 - No Trackbacks | Permalink Posted by ippo - No comments


2005-08-28

小さい政府 / 放言

今回の選挙では郵政民営化論議に絡めて、小さな政府・大きな政府論議がなされようとしているようです。

郵政民営化が小さい政府の実現に寄与するとはとても思えませんが*1、私としては、小さな政府を目指すことには躊躇を覚えます。小さな政府を突き詰めれば政府はいらなくなるってことにもなりかねないと危惧します。政府・国家がなぜあるかということを考えると、その理由の一つとして、富の再配分の問題があると思います。資本主義なり自由主義(?)の原理に忠実であるならば、富は一部に偏ってしまうと思います。それを是とするか非とするかが今問われているのかもしれません。

もう10年以上も前のことになりますが、暉峻 淑子さんの豊かさとは何かという本を読みました。もう一度読み返してみようかと思っています。amazon のレビューを読むと、現在の危うい状況を垣間見ることができます。

  • *1 国家公務員の肩書きを持った人の数が大きいか小さいかを決めるのではないと思いますので

2005-08-27

改革 / 放言

三省堂「大辞林 第二版」によると、改革とは
(1)基盤は維持しつつ、社会制度や機構・組織などをあらため変えること。
「役所の機構を―する」
(2)よりよくあらためること。
「お花は家政の―を名として/姉と弟(お室)」
ということだそうです。
この解釈に照らすと、現在語られている小泉改革なるものは、(1) の意味ではないように思います*1。とすると、(2) の意味ではないかと推察するのですが、よりよくあらためるのかどうかはその中身を吟味しないと軽々しく判断できない問題だと思います。変えることが重要なのではなくどう変えるかが重要なのではないかと思います。

この4年間、小泉首相はいろいろと変えてきたと思います。これまでの政府が躊躇ってきた海外派兵を堂々としましたし、国の借金をよりいっそう増やしましたし、これまで民間企業が*2手を出してこなかった道路の維持・管理を民間企業に任せることにしましたし、その民間企業に堂々と元官僚を天下りさせることにしましたし、近隣諸国に対する対決姿勢を鮮明に打ち出しましたし・・・・
言い出したらきりがないのですが、私からすれば、決して良い方向に変えてきたとは思えない内容です。今回の総選挙は、そうしたことも含めて私たち国民が判断をすべきなのではないかと思っています。

  • *1 基盤を維持しないようですので
  • *2 禁止されていないにもかかわらず

2005-08-20

早明浦ダム / 放言

高知県の早明浦ダムの貯水率が 0% になって、四国*1の渇水は緊急事態らしいです。4月には 100% 近くあった貯水率が4ヶ月で 0% になってしまったそうです。早明浦ダムの貯水率を 100% にするためには 900mm の降雨が必要とのことです。高知県山間部の年間降雨量は 3000〜4000mm とのことです。

??? これって矛盾していませんか?
4月からの降雨が 0 だったとしても*2、貯水率が 0% になってしまうってことは、4月からの4ヶ月間で降雨量換算 900mm の水が消費されたってことですよね*3。1年間で考えると、この4ヶ月雨がまったく降らなかったとしても、降雨量換算 2700mm の水が必要だということですよね*4。この想定はかなり甘いものだと思っています。実際は、これ以上の水の需要があるってことだと思います。
1年中平均して降雨があればよいのですが、どう考えてもそんな都合よく毎年ことは運びません。平均して降雨があるのであれば、貯水のためのダムなどそもそも必要ないわけですし・・・・
少なくとも年間 2700mm の需要*5があるところに供給源として年間 3000mm しかないのであれば、不足する時期が出てくるのは当然のような気もします。

ダムをどんどん作れっていっているわけではないのですが、他の取水方法はないものなのでしょうか?

  • *1 特に香川県
  • *2 とてもそうは思えないのですが
  • *3 実際は降雨もあったでしょうからこれ以上だと思います
  • *4 季節による使用量の多少はあるのでしょうけど、ここでは単純計算しています
  • *5 すさまじく少なめの予測ですが

2005-08-18

日本経済まで「ぶっ壊す」小泉改革の幻想と実態 / 放言

日本経済まで「ぶっ壊す」小泉改革の幻想と実態 - 立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」との記事が出ています。全面的に立花隆氏に賛同するわけではないのですが、
 「改革には痛みをともないます」という掛け声をかければ、デフレ、ゼロ金利、リストラ、失業の増大という三重苦、四重苦を強いられている国民が、みんな「改革のために」と思って我慢してしまうというこの従順な国民たち!

あの日中戦争〜太平洋戦争の時代に、「欲しがりません、勝つまでは」と我慢に我慢を重ねることを強いられても、それに従順に従った大日本帝国の臣民たちが、そっくりそのままよみがえってしまったかのような従順さだ。
との言葉には思わず頷いてしまいます。

改革という名の下に何もかもが正当化され、サービスの低下 & 負担の増大という現実をうまくごまかしている*1のが「小泉改革」ではないかと思ってしまいます。

  • *1 ごまかされている

18:46:44 - No Trackbacks | Permalink Posted by ippo - No comments


«Prev | | 1 | 2 || Next»


ポチッとお願いします
   ↓