長年の夢かなって木次線に乗ってきました。一部では有名な路線なので、google あたりで検索していただければいろいろ情報が見つかると思います。私にとっては今は亡き「
急行ちどり」が通る路線であったことが興味を持つきっかけでした。急行ちどりとは、広島ー米子間(米子・鳥取間快速で延長していた列車もあったような気もしますが)を結んできた陰陽連絡急行でした。最盛期は3往復もあったそうです。その中でも「夜行ちどり」に乗ってみたいなぁと思っていました。
今回乗った列車は、宍道発備後落合行き
1447D です。山陰本線の列車の遅れの影響で20分ほど遅れて、鉄オタらしき人・広島までお帰りになるらしい初老のご夫婦・地元の人々など計20人ほどを乗せ
宍道駅を出発しました。車両は、
キハ120 で、トイレもないワンマンカーです。雲南病院(?)がある出雲大東駅雲などで乗車・降車を繰り返しながら、乗車人員はあまり変わらないまま列車は進んでいきます。
木次駅で回送の1両(もちろんこれもキハ120)を連結して、その際ワンマンカーにもかかわらず車掌さんも乗車し中国山地へと分け入っていきます。松本清張の小説「砂の器」(最近ではテレビドラマかもしれませんが)で有名な
亀嵩駅(この駅は構内に「
扇屋そば」があって電話0854-57-0034で予約も受け付けてくれるそうです)などに停車しつつ、
出雲横田駅に到着です。木次線はずいぶんゆったりしたダイヤを組んでいるらしく、出発時の遅れもこの駅までで取り戻しました。この駅で回送の1両を切り離したのですが、車掌さんは乗務を続けていらっしゃいます。出雲横田の次の駅八川で地元の方はすべて下車、残るは鉄オタと観光客だけになりました。
次の駅の
出雲坂根駅はいろいろと見所があります。
延命水と呼ばれる水が湧き出していますし、鉄道ファンにとっては全国的にも珍しい(JR西日本管内ではここだけの)三段式
スイッチバックもあります。また、出雲坂根駅・三井野原駅間では、
奥出雲おろちループもご覧いただけます。
ここまでくると、鉄オタの独断場です。車掌さんには観光案内をしていただけますし、要所要所の観光スポットでは、列車を徐行させていただいきゆっくり見学できました。スイッチバックの勾配の稼ぎ方や奥出雲おろちループを鑑賞しながら、列車はどんどん登っていきます。出雲坂根駅周辺の路線図は
こちらをご覧ください。
たどり着いたのがJR西日本管内で最も標高の高い駅である
三井野原駅です。目の前には三井野原スキー場が広がっています。もちろんこの時期は雪もありませんので、ただの山ですが。
三井野原駅を過ぎると、一転下り勾配になります。車内では、車掌さんによる「
奥出雲おろち号オリジナルジグソーパズルつきオレンジカード」の販売が始まりました(出雲横田駅でも売っていたようです)。JRも商売うまくなったなぁと思いながら私も1枚買ってしまいました。
暫くすると、終点の
備後落合駅です。かつては名前通り交通の要衝だったのでしょうが、今では急行さえ通ることもなく寂しい限りです。ここでは、木次線・芸備線新見方面・芸備線三次方面の色違いの3台のキハ120が集合していました。
木次線は、特に鉄道に興味がない方でもさまざま見所があります。皆さんもいかがでしょうか?
なにが嬉しいのかはたまた役に立つのかはわかりませんが、このサイトに「favicon.ico」をつけました。何のことやら不明の方は
こちらあたりをご覧ください。